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zoom RSS 日本の酪農 守るものはもう無い

<<   作成日時 : 2014/12/06 14:36   >>

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日本でバターの生産が、もう出来なくなりつつあるそうです。
酪農家がいなくなってバターが消えた。 高関税でも酪農は守れない!!  (おゆみ野四季の道 新)

『 バターがなくても別に死にはしないが、クリスマスシーズンを前にしてバターケーキが作れず製菓業界は悲鳴を上げている。
私などはパンにマーガリンしかつけず、ホテルなどでバターを出されると「なんでマーガリンにしてくれないんだ」といつも不満に思っているから、「だから何なの」という感じだが、原因は非常に深刻だ。日本ではもはやバターを生産することができなくなりつつある。

 従来農水省は国内産バターの保護のために350%の保護関税をかけ、この関税障壁で生産者を保護し輸入業者がバターを輸入しても消費者は購入できないほど高価にしてきた。
だか実際は守るべき酪農家は現在日本から急速にいなくなっている。
ここ10年間で酪農家は2万8千戸から1万9千戸に減り、乳牛も165万頭から139万頭に減少してしまった。戸数で約3割、頭数で1割5分の減少になっている。

 戸数の減少は酪農家が高齢化し、しかも跡継ぎがいないために酪農を継続することができなくなっているからだ。北海道に行ってみると分かるが牧場のあちこちに廃屋が点在している。それも雪の重さに耐えかねて半分崩壊しているのだがそれを撤去する費用もないのだろう。
日本の高齢化が酪農従事者の喪失となって現れている。
また頭数の減少は残った酪農家が辞めていった酪農家の乳牛を引き取れなくなっているからだ。こちらはもっぱら飼料の値上がりで頭数を増やすとかえって収入が減ってきてしまうからだ。

 かくして日本からは酪農家も乳牛も急速にいなくなっており生乳を生産するのがやっとでとてもバターにまで回す余裕がなくなってきた。
バターにはあまり日持ちしない家庭用と日持ちの長い業者が使う業者用があるのだが、現在特に家庭用バターの品不足が続いている。
本来なら国内産バターが不足すれば輸入をすればいいのだが、ばか高い関税障壁に守られて民間では輸入しようとする人がいない。
仕方なく農水省が民間業者に変わって緊急輸入をするのだが、これは日持ちの長い業者用バターで家庭用ではないから相変わらず家庭用は品不足のままだ。
農水省は現在メーカーに家庭用バターの生産を依頼しており業務用はもっぱら輸入品で代替するよう指導している。

 だがこれでは本質的な問題は全く解決できない。日本では酪農家がいなくなってとてもバターの生産ができなくなっており、関税障壁で守るべきバターなどなくなっているからだ。
日本農業は常に守りだけの農業だが守っている間に生産者がいなくなってしまう。
高齢化問題だけは関税障壁で守れないからだ。

注)原乳はまず生乳として販売され、残りを生クリーム等に利用されて最後に残った原乳がバターとして生産される。だが酪農家の減少でバターに回す原乳がなくなった。

 安倍首相はTPPに前向きで当然農業分野の開放もその視野に入っている。バターなどは日本で生産できなくなっているのだから開放しなければそもそも入手できないのだが、それでも相変わらず「日本の酪農を守れ」と農協も農水省も声高に叫んでいる。
存在しなくなったバター生産者をどのようにして守るのだろうか。日本農業の最大の矛盾だ。  』

                                                      

日本の酪農はもう「守るもの」が無いようです。
まったく輸入に頼る」か、あるいは「もう一度育てるか」の二者択一になるのでしょうか。

利権を守るとか、酪農を守るとか、一度そういうのを抜きにして、議論の方向を純粋に「未来の在り方」だけに絞って利益の絡まない委員を集めて案を出してほしいところです。

      

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